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臨床心理士監修のカウンセリングで効果が上がる方法を6つ伝授します。

 

「カウンセリングに行きたいんだけど、何を話せば良いか分からない…」 

「カウンセリングって本当に効果があるのか分からない…」 

「カウンセリングに行ってみたけど、話をうんうん聞いてくれただけだった…」

この記事を見ていただいてるということは 現在、このような悩みを抱えていませんか? 他人にも相談できない悩みを抱えながら、精神科に行くほどの症状なのか分からずにモヤモヤしてしまう。ネットでの情報では、対策や解決方法がたくさん出回っているのでどれが一番自分にフィットしているのか分からなくなったりしてませんか?

 

そこで!今回横浜カウンセリングホームでは、どんな悩み事があった時にカウンセリングを受けたら良いのか、カウンセリングでできることとできないことなどを徹底的にお伝えしていきます。 

最後まで読んで頂ければ、現在のお困りごとの整理と解決方法について理解できます。 

ぜひ参考にしてくださいね!

 

目次

1.カウンセリングとは何か?

2.カウンセリングでできること、できないこと

3.カウンセリングを受ける前に重視すべき3つのこととは?

4.カウンセリングで最も効果が上がる方法は?

5.横浜でカウンセリングを受けるなら?

6.心療内科や精神科に行った方が良い基準は?

7. まとめ

 

1.カウンセリングとは何か?

①基本的姿勢

②カウンセリング関係

③専門性

 

カウンセリングとは、大きく分けて「基本的姿勢」「カウンセリング関係」「専門性」つに分類されます。

まずは相談とカウンセリングとの違いを理解することで、カウンセリングの理解も深まり効果が高まります。可能であれば順番通りに読んでみてください! 「カウンセリングの~だけ知りたい!」という人は流し読みでも構いません! 

ちょっと目を通すだけでも、この先カウンセリングに行く予定が無くてもカウンセリングの見方が変わってきますよ! ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

①基本的姿勢

まず初めに傾聴を基本としたカウンセラーとしての基本的姿勢があります。カウンセリングとは、人生経験や価値観などから一方的に助言を与えることではなく、1人1人が独自の存在であるという認識のもとにクライエントを尊重し、問題や悩みや葛藤などの語りを深く傾聴し理解することが重視されます。クライエントに自由で安全な自己探求を促すような関与であることが求められます。

そのためクライエントを正確に理解しようとする傾聴は、カウンセリングの中核となる支援です。

 

②カウンセリング関係

2点目として、クライエントとの間に築かれる安全で質の高い関係性があります。そこでは、クライエントが1人の人間として全人的に受け止められ、クライエントとカウンセラーとの間に信頼関係が構築されます。

日常的な会話や相談では対話の時間や場所が明確に設定されることがあまりありませんが、カウンセリングでは、十分な時間と安全な場所、料金が設定され、その中で対話が行われます。

明確な時間や場所、料金の設定がなされるのは、カウンセリングのセッションを他とは異なる時間・空間として意味づけるためです。

 

③専門性

3点目に専門性があげられます。カウンセリングにおいて何らかの提案や介入が行われる場合には、専門的な観点からクライエントにとって必要なものが提供される、という点が日常的な会話や相談との違いです。問題の状況やクライエントのニーズを十分に吟味したうえで、カウンセリング心理学などの科学的・臨床的な知見に基づいて、クライエントにとって何が最も重要であるかという点から提案や介入が行われます。

またカウンセリングでは必要に応じて継続した支援を行うことが多いです。そのためにカウンセラーはカウンセリングがどのように進展していくのかというプロセスについて理解していることが求められます。

そしてそのプロセスがクライエントにとって安全で意味あるものになるために果たすべき責任や守るべき倫理についても深く理解し、それらを体現できることが、日常的な会話や相談を超えたカウンセリングの特性になります。

 

2.カウンセリングでできること、できないこと

  • 問題となる行動や症状の改善
  • 心理社会的な安定や機能の改善
  • 対人関係上の問題解決や目標達成
  • 自己についての認識の変化や自信の増大
  • 医学的な診断や処方、投薬はできない。

カウンセリングで効果をあげるために最もおすすめできるのはズバリ!!「自己についての認識の変化や自信の増大」です。

その理由は、ストレスを受けた時に何が起こったかだけでなく、「どのように認識し対処するか」が非常に重要な要素だからです。

問題となる行動や症状の改善のためには、カウンセリングを通してクライエントの気づきに繋がる要素がカウンセリングの効果に大きく影響します。

カウンセリング関係を通して、自己についての認識の変化が起きた結果、クライエントの認知(考え方)や行動が変化していきます。

 次にそれぞれの対策方法についてより詳しく紹介します。

 

問題となる行動や症状の改善

クライエントのニーズや動機づけにもよりますが、軽度のうつや不安を始めとした症状の軽減や、怒りや依存といった問題行動の改善にカウンセリングの効果が見出されています。

 

心理社会的な安定や機能の改善

心理的苦悩の改善やメンタルヘルスの増進、災害や事故など様々な出来事の心理的影響(トラウマなど)からの回復、適切な認知(考え方)や行動の増加、職場や学校への適応などがあげられます。

 

対人関係上の問題解決や目標達成

家庭や職場、地域社会などにおける人間関係の特に心理的側面の問題解決、適切な表現方法の向上や、良好な関係の形成といった対人関係上の目標の達成などがあります。

 

自己についての認識の変化や自信の増大

自分自身の認識の変化に気づきが生まれます。そして自分を受け入れる自己受容に繋がり、自己肯定感が高まります。そしてより良い人生設計やキャリアプランを構築できるようになります。

 

医学的な診断や処方、投薬はできない

臨床心理士や公認心理師などカウンセラーは、医師法に基づく医師ではないため診断や処方、投薬はできません。カウンセラーは心理検査や行動観察で状態を評価し、様々な心理療法を実施していくなかで、クライエントのQOL向上を目指します。

 

問題対処能力の向上や自己成長

問題に向き合い対処する能力の向上、ストレスに対応する耐性や回復力の増進、人間的な成長を共に考えながらクライエントの自己成長を目指します。

 

3.カウンセリングを受ける前に重視すべき3つのこと

 

 1.専門家を探す

 まず相談機関を探す必要があります。例えば子どもの通う学校にスクールカウンセラーが いる場合には、子どもや保護者にとっての身近な心理の専門家として利用できる可能性が あります。

 

 社会人では、事業所内に相談室が備わっている場合、勤務先がEAP(Employee Assistance Program:従業員支援プ

ログラム)というサービスを提供する外部機関と契約している場合には、本人やその家族がそれを利用して相談で

きる可能 性があります。心理相談を受けられる機関を探す場合には「臨床心理士に出会うには」というWEBサイト

も参考になると思います。

 その他は国や地方自治体では電話相談や面接相談なども実施しており、相談窓口があるため、参考にしていただきたいです。

 

 2.クライエントのコミュニケーション能力に依拠すること

 カウンセリングは、カウンセラーとクライエントとのコミュニケーションによってクライエントの主体的な問題解決や人格的な変化や成長を支援するものなので、クライエントのコミュニケーション能力や内省力、自身の行動に対する責任能力などが乏しい場合、有効 に実施することが難しい場合があります。

そのためカウンセラーに何が困っているのかあらかじめ決めておくと良いです。

悩みごとが多く混乱している場合は、事前に「職場の人間関係で困っている」などメモ帳に書いておくだけでもカウンセリング場面で有効に働く可能性があります!

 

 3.カウンセリングは効果が上がるには時間がかかる

  カウンセリングはカウンセラーとクライエントとの対話によって展開されていくために、効果があるのか無いのかは最初は見えにくいことが多いです。

 

  どうしても短期間(例えば1ヶ月)で何とか問題解決まで終わらせたいという方は、ブリーフセラピー(短期療法)という心理療法もありますので、それを検討されても良いかもしれません。

 

4.カウンセリングで最も効果が上がる方法は?

 

①目的の合意と協働

 カウンセリングにおいて達成される目標について、カウンセラーとクライエントが十分に話し合い、明確な合意が形成されていること、

 

 そしてカウンセリングのプロセスにカウンセラーとクライエントが協働的に関与していることは、カウンセリングのより良い効果と高い関連があります。

 

②作業同盟

 カウンセリングにおいて、クライエントの何の問題をどのように話し合っていくかの約束事です。

 カウンセリング関係において、クライエントが抱える問題について、カウンセラーは専門家としてどんな心理療法を利用しながらカウンセリングを進行していくのかの設計図のよ うなものです。

 

③共感

 カウンセリング関係のより人間的で情意的な側面を表す要因であり、カウンセラーがクライエントの内的な視点からその人を理解しようとする態度によって形成されるものです。

 カウンセリングでは様々な流派がありますが、その立場を超えてカウンセリングには不可欠な要因ともなっています。

以上の要因は、カウンセラーの理論的立場によってどのような方法を用いる場合にも、欠くことの出来ない重要かつ基本的な関係要因であると考えられています。

 

 そのためこの3つの要素が組み合わさりながらカウンセリングが進行している際には、カウンセリングの効果が最も表われやすいです!

 

5.横浜でカウンセリングを受けるなら!?

 

(株)心理オフィスK

info@s-office-k.com

 

横浜でカウンセリングを本格的に受けたいなら一番はここ!

横浜市港北区にあり菊名駅から徒歩2分の場所にあるカウンセリングセンター。カウンセラーは全員臨床心理士、公認心理師で構成されており、北川清一郎代表は精神分析的治療法の専門家です。

このカウンセリングセンターは、精神分析的治療法という専門的なカウンセリングを取り入れている点が特徴的です。

またクライエントのカウンセリングを実施しているだけではなく、臨床心理士や公認心理師の有資格者向けにオンラインで研修を実施していたり、スーパービジョンや教育分析を定期的に開催するなど専門家向けにも研修を多く用意されています。著者も何回か不定期で受講していますが、非常に専門性が高い内容です。

また料金は1回50分で7000円ですが、現在は初回のみ半額になっているので著者からしてもお買い得なのではないでしょうか?

来所者の特徴は女性63%、男性37%の割合で会社員が多いそうです。

精神科に通院中の利用者は28%で、受診していない利用者は72%の割合なので純粋にカウンセリングを受けたいニーズがあるのではないでしょうか。

 

総合 ◎

評価 ◎

価格 初回7000円だが現在は半額の3500円

 

2.NPO法人カウンセリングオフィスSARA

http://sara-ch.com/index.html

 

カウンセラーは全員臨床心理士の有資格者、かつ低価格帯を狙うならここ!

 

横浜市緑区にあり、長津田駅近くにあるカウンセリングセンター。1998年から創業しています。

ここの特徴は何といっても価格の安さです。1回50分5000円と低価格設定です。

低所得者向けの利用者にも助成金を用意しており、場合によっては半額でカウンセリングを受けれる利用者もいるため貴重な事業所なのかもしれません。

またカウンセラーは全員臨床心理士の有資格者であることも強みの1つです。臨床心理士資格認定協会の臨床心理士の資格保持者が多数いるため、安心してカウンセリングを受けることが出来ます。

 

総合評価

価格 初回5,000円 継続5,000円

 

3.横浜西口カウンセリングルーム

https://www.negisi.com/counselor

 

精神科・心療内科と提携しているカウンセリングルームならここ!

横浜市神奈川区にあり、横浜駅近くにあるカウンセリングセンター。このセンターの特徴は精神科のねぎしクリニックと提携していることで、例えば症状の重いクライエントは精神科医に診察を受けながらカウンセリングを併用することも可能です。

またここの所属のカウンセラーは臨床心理士と公認心理師のダブルホルダーであることも信頼性がおけるでしょう。心理療法も精神分析と認知行動療法の両方とも看板にしている点も、クライエントにとっては有益なのではないでしょうか?そのため異なる流派の心理療法を同じカウンセリングセンターでクライエントが受けることは特筆すべき点と言えます。

 

総合 〇

評価   〇

価格 初回8,000円 継続8,000円 心理検査800円~14,000円 

 

6.心療内科や精神科に行った方が良い基準は!?

 

悩みごとをずっと考え続けていたら眠れなくなってしまい、仕事中に寝てしまいます…。毎日落ち込んでしまい、涙がとめどなくあふれてくる…。

 

ズバリ心療内科や精神科に行った方が良い基準は、身体症状が酷くなって仕事を休むようになったり、生活が成り立たなくなってきたときです。

 

例えば上記の例で言えば、全く眠れなくなってしまって仕事を休んだりするようになった。落ち込み過ぎて食欲も無くなり、体重が急に減った(あるいは太った)などした場合は、迷わずに心療内科や精神科を受診し、ご自身に最適な処方をする中で生活環境を調整していくことが必要なのかもしれません。

 

人は悩んだり落ち込んだりしたときに、身体面に影響が出ることがあります。心が疲れてしまったときの回復方法、治療方法は大きく2つに分けられます。1つは「精神療法」です。カウンセリングなどを通して、クライエントの精神面に働きかける心理学的な治療方法で昔から行われてきました。

 

もう1つは「薬物療法」です。脳のニューロンなどに働きかける薬剤を投与し、ミクロレベルで病気と戦う方法で、生命科学の研究の進歩とともに発展してきました。

また聞こえない声が聞こえるようになった(幻聴)や、死にたい衝動が抑えきれないなどの症状もカウンセリングよりも心療内科や精神科に通院するような状況のため、カウンセラーにその場合正直に話して欲しいです!

 

7.まとめ

・カウンセリングには「基本的姿勢」「カウンセリング関係」「専門性」の3つが必要!

・カウンセリングで最も効果が上がる方法は、「目的の合意と協働」「作業同盟」「共感」 が組み合わさっていること! 

・眠れない、落ち込みすぎて涙が止まらない等の場合は「心療内科・精神科」に通院を! 

 

今回は、カウンセリングで効果が上がる方法ついてまとめてみました。日々の生活の中で困った時にどうしたら良いか分からなくてずっと同じ事をグルグル考えてしまう人はかなり多いと思います。自分自身や友人に相談するだけではなく、カウンセラーを気軽に尋ねてみると専門的な視点から一緒に解決策を練れると思いますのでおすすめです! また横浜市近辺に在住、在勤の方、記事中でおすすめの3つのカウンセリングセンターも紹介しているので是非チェックしてみて下さい!

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